2018/08/25 03:46
こんにちは!
CASUAM(カジュアン)沖です。
本日も引き続きアクセサリー素材言ついて紹介させていただきます。
今回はレジンについてです。
◆レジン◆
よくハンドメイド作品で使われるレジン。
レジンは樹脂という意味です。
ただ、アクセサリーで聞くレジンは厳密いうと
樹脂の成分をまねて作った人工の樹脂のことを指しています。
仲間として挙げられるものに、ニスや接着剤があります。
天然の樹脂といえば漆。
また、アンバーも樹脂からできていますね。
アクセサリーに使われるレジン素材には
大きく分けて2種類あります。
・エキポシレジン
・UVレジン
◆エキポシレジン◆
2種類の液を混ぜて硬化させるタイプのレジンです。
よく100均や手芸店で見られるモールド型を使って
アクセサリーを制作します。
開運グッズ・お守りとして人気のオルゴナイトは
基本的にエキポシレジンが使われています。
UVレジンと比べて立体的なレジン作品に適しています。
注意点としては高温に弱いこと。
40℃程度でもゴムのような弾力が出て柔らかくなってしまいます。
場合によっては変形してしまうことも。
ただ、再度柔らかくして成形しなおすことも可能です。
◆UVレジン◆
手軽にレジンアクセサリーが作れると人気の素材です。
UVライトを使えば5分ほどで硬化し、
比較的短時間でレジン作品を作る事が出来ます。
UVライトがなくても太陽の光で硬化させることもできるので
手軽ですね。
ただ、光に当たっている部分でないと硬化しないため、
厚みのある作品を作るのには向きません。
◆肌荒れするの?◆
ご安心ください。
硬化後のレジンについては
ほぼアレルギー反応や
肌荒れといった症状が出ることはありません。
ただ、個人差はあります。
絶対とは言い切れませんので、
万が一かぶれなどが起こった場合は
使用を控えるようにしましょう。
逆に
ハンドメイド作品を作成する方は注意が必要です。
硬化前の薬液は直接肌に触れると
肌荒れなどの症状が出る可能性が高いのです。
そのため、制作時には
ゴム手袋をするなどの配慮をしたほうが良いでしょう。
◆レジンが変色した!?◆
レジンは時間とともに変色していきます。
これは酸化によるもの。
そのため、UVカットのスプレーをかけるだけでは
変色を防ぐことはできません。
ただ、最近では
本革レザーのように
色の変化を楽しむという人もいるとか。
形あるものは変化がつきもの。
その変化も含めて付き合ってきたいですね。
◆レジンアクセサリーのお手入れ方法◆
レジンアクセサリーは樹脂、そのためアンバー(琥珀)と成分を似せて作っています。
性質も似ておりますので、
アンバーと同じような扱いが望ましいです。
水晶ほどは固くはありません。
金具に当てて傷がついてしまう可能性が高いです。
もし
洗う場合は優しく手で洗います。
洗剤を使うのであれば中性洗剤を。
水気をふく際には柔らかい布で
優しく抑えるようにしましょう。
なるべくこすらないように注意が必要です。
また、保管する際には直射日光の当たらない、
なるべく涼しい場所で保管しましょう。
室内でも窓際
炎天下の車内は特に注意が必要です。
40℃近くになると、
ゴム製品のように柔らかく
変形するリスクが高くなります。
◆まとめ◆
・レジンはアンバー(琥珀)などの天然樹脂を人工的に再現した合成樹脂。
・エキポシレジンは2種類の薬液を混ぜて硬化させる。
立体的な作品、オルゴナイトなどにも使われる。
・UVレジンは光で固めるタイプのレジン。
比較的薄い作品に使われる。
・レジン製品は熱や酸化により変色、変形する可能性がある。
保管の際には直射日光が当たらない涼しい場所に保管する。
以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。